
この記事では、災害時に本当に役立つポータブル電源の選び方と、初心者でも安心して備えられるおすすめモデルをご紹介します。
地震や台風、豪雨など、災害が年々増加している日本。そんな中、万が一の停電時にスマホやライト、ラジオなどの電源を確保できる「ポータブル電源」が注目されています。
特に在宅避難が推奨される今、防災グッズとしての優先度が急上昇。家庭に1台あるだけで、停電中の不安を大きく減らせる、心強いアイテムです。
まず知っておこう!ポータブル電源の選び方【初心者向け】
ポータブル電源はたくさんの種類があり、違いが分かりづらいですよね。選ぶポイントは次の5つです。
- 容量(Wh):どれだけ電力を蓄えられるかの目安です。スマホを何回充電できるか、家電を何時間使えるかに直結します。
- 出力(W):どれくらいの電力を一度に出力できるかを示します。ドライヤーや炊飯器などは高出力が必要なので要チェックです。
- ポートの種類と数:AC(家庭用コンセント)やUSB、DC、シガーソケットなどがあります。使用したい機器が使えるか確認しましょう。
- 重量・サイズ:非常時に持ち運ぶ可能性があるなら、軽さやコンパクトさも重要です。
- 充電方法と時間:自宅のコンセントだけでなく、ソーラーパネルや車載充電に対応しているかも、防災用としては大切なポイントです。
比較表|おすすめポータブル電源4選
製品名 | 容量 | 出力 | 重量 | 価格目安 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
Anker PowerHouse 200 | 213Wh | 最大100W | 約2.7kg | 約29,800円 | 軽量・日常向け |
EcoFlow RIVER 2 | 256Wh | 最大300W | 約3.5kg | 約39,800円 | 急速充電・アプリ連携 |
SmartTap PowerArQ mini2 | 307Wh | 最大300W | 約4.7kg | 約44,000円 | デザイン性・日本語対応 |
Jackery ポータブル電源 400 | 403Wh | 最大200W | 約4.1kg | 約42,000円 | 非常時に最適な実績モデ |
迷ったらこれ!Jackery ポータブル電源 400を推す理由
Jackery ポータブル電源 400は、防災用として最もバランスが取れている人気モデルです。容量・出力・安全性すべてにおいて高水準で、非常時にこそ真価を発揮します。
詳細スペック
- 容量:403Wh(スマホ約20回分充電可能)
- 出力:定格200W
- ポート:AC×1、USB-A×2、DC×1、シガーソケット×1
- 重量/サイズ:約4.1kg/約23×15.3×16.7cm
- 充電方法:コンセント/ソーラー(SolarSaga対応)/車載
- 保護機能:過充電・過放電・過熱・短絡防止など、豊富な安全機能を搭載
- 充電サイクル:500回以上(80%維持)
実際の使用シーン
- 停電時:スマホ充電・LEDライト・ラジオなど、最低限のライフラインを確保
- アウトドア:車中泊・キャンプでの電力供給、ノートPCの使用など
- 自宅:デスクワーク中の予備電源としても活用可能
評判・口コミ
「台風の停電で家族全員が助かった」「USBとACを同時に使えて便利」など、防災向けの信頼性が特に高く評価されています。
メリット
- 容量403Whの安心感:数日間の停電でも安心できる容量
- 複数ポートで同時使用可:家族で分けて使ったり、複数の機器を同時に充電したりできる
- ソーラー対応で長期停電にも備えられる:太陽光があれば、長時間の停電でも電源を確保可能
デメリット
- 高出力家電には非対応:ドライヤーやIHクッキングヒーターなど、消費電力の大きい家電には使えません。
- 価格はやや高め:しかし、その信頼性と実績を考えれば十分に納得できる価格です。

その他の人気モデルもチェック!
Anker PowerHouse 200|軽くて持ち運びやすい
コンパクトで日常使いにも適しています。ただし、出力が控えめなので、非常時にはやや不安を感じるかもしれません。
EcoFlow RIVER 2|1時間で満充電できる!
アプリ管理と超高速充電が魅力です。高性能ですが、初心者の方にはオーバースペックに感じる可能性もあります。
SmartTap PowerArQ mini2|おしゃれ&高機能
日本語対応で操作がわかりやすく、デザインも優れています。ただし、Jackeryよりも重く、価格もやや高めです。
ポータブル電源を防災に活用するための準備3カ条
- 月に1度は充電残量をチェックしよう:いざという時に「充電がなかった」とならないよう、定期的な確認が重要です。
- 家族で使い方を共有しておこう:緊急時に混乱しないよう、誰でも使えるように事前に使い方を確認しておきましょう。
- ソーラーパネルもセットで備えておくと安心:コンセントが使えない状況でも充電できるよう、ソーラーパネルがあるとさらに心強いです。
あわせて検討したい上位モデル|Jackery ポータブル電源 2000 New
「もっと大容量がほしい」「冷蔵庫やIH調理器など高出力の家電も使いたい」と考えている方には、Jackery ポータブル電源 2000 Newもおすすめです。
- 容量: 2,042Wh(Jackeryシリーズ最大級の容量で、多くの家電を長時間動かせます)
- 出力: 定格2,200W/瞬間最大4,400W(AC3口搭載。電子レンジや炊飯器、小型冷蔵庫なども安心して使えます)
- 充電方法: ソーラーパネル(SolarSaga 200Wなど)と併用可能で、長期停電時も安心です。
- 用途: 長期停電、在宅避難、また本格的なキャンプや車中泊など、幅広いシーンで活躍します。
- 重量: 約17.9kgと上位モデルとしては重めですが、キャリーハンドル付きなので移動も可能です。
「家族全員分の電気を数日分確保したい」「電子レンジや炊飯器も使いたい」というご家庭には、まさに頼れる1台となるでしょう。

まとめ|防災ならJackery 400で決まり!家族を守る電源として選ばれる理由
複数の製品を比較してわかったのは、非常時に本当に信頼できるのは「Jackery ポータブル電源 400」だということ。
容量・安全性・使い勝手すべてが揃っており、実績も豊富です。防災士の間でも推奨されることが多く、「迷ったらこれで間違いない」安心の1台と言えるでしょう。
「備えあれば憂いなし」。いざという時に“使える”ポータブル電源、Jackeryで安心を手に入れましょう。